家にあるサバイバルシリーズの本の数々

子供達に大人気の『サバイバルシリーズ』。お子さんが小学生ならきっと1冊や2冊、お家に持っていたり、図書館で借りて来たりした事があるかも知れません。

本は大抵図書館で借りてくる我が家でも、数冊購入している程子供が好きな本です。

一体何がそんなに面白いの?とまだ手に取ったことのない方は、この記事を読んで興味を持っていただければ嬉しいです。

それでは、今日は小学生に超人気の『サバイバルシリーズ』についてご紹介したいと思います。

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10秒で説明『サバイバルシリーズ』

韓国で生まれた科学漫画。主人公たちが恐竜世界や異常気象、無人島などの世界で次々と起こる危険に知恵と勇気で立ち向かって生き残っていく(サバイバル)物語。

 

対象年齢

・小学生から~

【出てくる文字】
全て(平仮名、漢字、カタカナ)

【1ページの文字数】
400~600文字前後(説明部分)

 

漢字は「活躍」「生態系」など、普通に大人が読むレベルのものが出てきます。

また「マンガン団塊」や「ソケット」などの難しい言葉もあります。(『深海のサバイバル』より)

けれども漢字には全てルビがつけられており、難しい言葉や説明はストーリーとは独立したページにあるため飛ばして読んでも問題ありません。

例えば『深海のサバイバル』のページ数は193ページですが、説明ページはたったの22ページ。

後は全てマンガ。

しかも読んでも読まなくてもお話としては問題ないので低学年でも気軽に読めるんです。

 

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『サバイバルシリーズ』の魅力って?

「サバイバル」と言う名の冒険

『サバイバルシリーズ』と言うタイトル通り、主人公たちは色々なシチュエーションで生き残り(サバイバル)をかけて友人や知人たちと知恵と勇気を振り絞ります。

 もし火山が噴火したら?もし恐竜世界に投げ出されたら?もし深海で潜水艦が故障したら?

 

これ、普通の小説で読んでも面白くないですか?

私は昔『15少年漂流記』や『ロビンソン・クルーソー』を読んでドキドキワクワクしたものです。サバイバルシリーズも、子供たちにとってそんな感じなんじゃないでしょうか。

 

娯楽マンガと同じコミカルなストーリー

「科学マンガ」となっていますがストーリーはかなりコミカル。

子供の好きそうなギャグが沢山あり(ちょっとお下劣系もあり)普通の娯楽マンガとかわりません。

そう、冒険マンガ。

絵もポップな感じで親しみやすいです。

個人的には崔徳熙さん(文)と姜境孝(絵)さんのタッグのシリーズはお下劣過ぎて私はツライ。(笑)

息子たちは大喜びで笑って読んでますけどね!

 

知らない間に勉強出来る仕組み

「娯楽マンガと変わらない」と書きましたが単なる娯楽マンガでは終わっていないのがこのサバイバルシリーズ。

マンガ部分ではストーリーに影響しない程度しか関連知識の解説はなく、詳しい説明はストーリーとは別に各章の終わりごとに見開きページを使って説明されています。

例えば『微生物のサバイバル』

第一章で微生物マニア?のチョウ助手がする微生物の説明は、

「目には見えないほど小さな生物」
「ミクロより小さいナノと言うサイズ」

 

などの簡単なもの。

一方、1章の終わりの説明では

  • 肉眼では見えない
  • バクテリア微生物の誕生による酸素の出現
  • コレラ菌などの代表的な微生物(写真入り)

など、微生物について詳しく解説しています。

まずマンガのストーリーを読んで楽しむ。

話しが面白いので何度も読む。

何度も読んでいるウチに最初は飛ばしていた詳しい解説部分も読みたくなってくる。

これが知らない間に勉強している秘密なのかも知れません。

私も勉強になります(笑)

 

『サバイバルシリーズ』の著者について

著者は韓国の方でシリーズによって複数の作者がいます。

『ロボット世界のサバイバル』の作者、金政郁(キムションウク)氏は「ジャンプ」でストーリー作家としてデビューされているそう。少し調べたのですが具体的な作品は残念ながら出てきませんでした。

また『微生物のサバイバル』の作者「ゴムドリco.」は各分野の専門ストーリー作家の集まりだそうで「ゴムドリco.」は韓国語で「クマちゃん株式会社」と言う意味だそう。何か可愛いですよね。

 

『サバイバルシリーズ』は何巻まで出ているの?

シリーズは「生物」「人体」「技術」「宇宙」「地球」「自然」「災害」の各分野に分かれており、2018年5月現在62冊出ています。これ以外にも「大長編」が9冊、「5分間」(クイズ)が3冊出ているので全部合わせると74冊出ています。スゴイ数ですよね!

最新刊は2018年5月に発売された大長編『ジャングルのサバイバル』の9巻で、長編を除くと2018年4月に発売された『有害物質のサバイバル』が最新刊です。

実は日本の歴史漫画サバイバルシリーズもある

先日息子が『弥生時代のサバイバル 』を読んでいてビックリしました。

ゆうゆう
韓国のマンガやないの!?

同じく朝日新聞出版から出ているサバイバルシリーズですが、こちらは日本が制作。

科学漫画のサバイバルシリーズの歴史版です。

結構人気はあるようですが私はポプラ社から出ている『コミック版日本の歴史』シリーズの方が好きです(笑)

 

『サバイバルファンクラブ通信』

ファン通信という紙が入っている

『サバイバルシリーズ』では「ファンクラブ通信」がおまけについていることがありますが、これは朝日新聞出版社のHPでも見れますよ!

ちょっとしたクイズなどが載っており、答えはコミックの中やHP上で見れるので興味のある方はぜひ見てくださいね。

 

ゆうゆう的まとめ

大人気の『サバイバルシリーズ』いかがでしたか?

息子は京都へ旅行に行った際、『サバイバルシリーズ』をリュックに4冊も入れていました。

 

ゆうゆう
何でこんなに重いの持って来たん!?

 

と聞くと

息子
何かあった時(アクシデント)にこの本さえあれば大丈夫やろ!

 

と自信満々の返答。

否、何かあった時に本開いて読んでる時間ないから・・・。

かなりの数が出ているので全て揃えるのはハードルが高そうです。なので、学校や図書館などで借りてみて気に入った分野があれば購入すると良いかも知れません。我が家は現在7冊所有していますが今後も増えそうな予感。

機会があれば、是非とも手に取って読んで見てくださいね!

 

ゆうゆうでした。

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