漫画の戦国人物伝

 

子供たちが漫画の「戦国人物伝」にはまっています。

息子が学校の図書館で『加藤清正』を借りて来たのが始まり。

 

息子
お母さん、何の七本槍やった?

 

なんて言う質問(正解は「賤ケ岳の七本槍」)をガンガンするのでスマホが手放せない私です。

私自身、歴史が好きで大学は史学科を選びました。

でも悲しいかな、全く記憶に残っていません(涙)

漫画の歴史本を読んで、私も「そうそう、そうだったよね~!」とテンション高くなってます。

歴史漫画は色々ありますが、中でも戦国人物伝はおすすめ。

その理由なども、合わせてご紹介しますね!

 

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10秒で説明「戦国人物伝」シリーズ

1巻読み切りの戦国時代を代表する武将たちの話。企画・原作・作画が分かれており、漫画本としては思いのほかしっかりとした内容になっている。

 

対象年齢

対象学年低学年から
出てくる字全て
1ページの文字数

 

漢字も多いですが、全てにフリガナがついています。

ただ昔の地名や名前がややこしいのが難点と言えば難点。でも、漫画なので子供(娘)は適当に読み飛ばしてるようです(笑)。

出版社のポプラ社のサイトでは中学年が対象となっていますが、漫画なので低学年でも読むことができますよ。小2の娘も読んでいます。

ただ戦国時代なので戦いのシーンなどはあります。

グロテスクなシーンはほとんどありませんが、気になる方は一度ポプラ社の特設HPの試し読みをチェックしてみてくださいね。

 

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戦国人物伝シリーズをすすめる理由

魅力的な登場人物と時代背景

まず、時代が魅力的!

戦国時代は下剋上の時代なので物語がとにかくドラマチック。

実力のある者がのし上がっていく話は文句なしに面白いです。

生き残りをかけて、叡智の限りを尽くして生きる姿に子供も夢中になると思います。

 

簡単に読める

漫画なのでスムーズに読めます。

低学年で漢字を読み飛ばしたとしても、絵があるので大体はわかります。

解説などは巻末に載っているので、話を途中でさえぎることなく、1つのお話として読むことができますよ。

 

監修は歴史家の先生

最後に歴史家の先生による解説や、人物や時代の豆知識、年表などが載っており、知識を深めたい場合に役立ちます。

最初は漫画部分だけ読んでいても、何度か読むうちに巻末の解説などを読むことも。

硬い文章だったり、字が小さいので、そのあたりは中高学年にならないと読まないと思います。

ページ内でお話を完結させなければならないため、話をかなり端折ったりしていますが、重要な箇所はインパクトを持たせて描かれています。

参考文献もかなり多く、1巻で本格的な内容になっています。

 

絵がとにかく綺麗

戦国人物伝シリーズはポプラ社から出ていますが、どの絵も綺麗です。

とにかく主人公が皆イケメン

『伊達政宗』なんて惚れてしまいそうなほどカッコイイです。

巻によって作画が違うので、同じ人物でも主人公になればイケメンで、サブや敵役なんかになるとメチャ悪者顔になってることもあってそれが秘かな楽しみ(笑)。

 

ちなみに『今川義元』主役の場合、下のようなビジュアル。

これが、敵役として描かれると・・・

 

タヌキ顔になったり、

 

 

悪魔顔になったりします。

 

もう、完全に別人やん。

 

戦国人物伝シリーズは何巻まで出ているの?

戦国人物伝シリーズは2020年4月現在37巻まで出ています。

最新刊は、2019年12月にでた『斎藤道三』

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」で、もっくんこと本木雅弘さんが演じていますよね。

ポプラ社からはほかにも平安人物伝や、幕末維新人物伝など様々なシリーズがでており、どれも面白いですよ!

 

ゆうゆう的まとめ

子供たちには歴史の勉強と言うより「こんな時代があって、今がある」ということをわかって欲しいと思っています。

今生きているこの時代は平和なんだ、と理解してくれる嬉しい。

色んな時代があって、色んな人がいたことを、漫画を通して少しでも心の中にとどめておいて欲しいなぁ、と思っています。

もちろん大人が読んでも面白く、私は大抵子供たちと一緒に読んでいます。

機会があれば、ぜひとも手にとってみてくださいね~

 

ゆうゆうでした

 

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