娘が6年生になってから、学校からの宿題がほとんどありません。
そういえば、お兄ちゃんの時もそうでした。
理由は「中学受験をする生徒の負担を減らすため」。
中学受験をする子は塾に通っており、6年生になると塾での宿題が山のようにあります。(と人づてに聞いている)
学校の宿題があると塾の宿題ができなくなるため、子どもの通っている学校では6年生になると宿題がほとんどないようになるんです。
いや、待て。
そんなコトある?
塾に通っている子の宿題優先で義務教育の学校の宿題が激減するって。
娘の小学校では中学受験をする生徒がとても多く、3学期になると受験が終わるまで学校に全く来ない子が4分の1くらいいます。
それでもちゃんと、卒業できてます。(そのこともハッキリ言って驚愕)
中学受験を頑張っている子は限られた時間の中、一生懸命目標に向かって日々過ごしている。
それはわかる。
わかるけど、なんで受験を選んだ子にあわせて受験しない生徒の宿題がなくなるんだ?
なぜそっち優先?
わが家は塾なし家庭学習ですが、平日は学校の宿題だけすればよしとしています。
週末などに問題集などをするスタイルで息子は6年間過ごし、娘も同じようにさせていました。
学校の宿題はおもに学校で学習したことを家で復習するものなので、平日はそれで充分だと思っていたんです。
宿題で必要最小限の復習をやったら、あとは自由に本を読んだり、手芸をしたり、ゲームやテレビをのんびり楽しんで欲しい。
そんな平日を6年近く送らせていました。
でも、宿題を出してもらえないとなると復習ができない。
ならば、家でさせる必要がある。
ずっと「平日は宿題のみやる」習慣がついている娘にとって、平日の自主学習はかなりのストレスです。
そこまでして、子どもにさせるべきなのか。
でもそうすると、勉強している子との差がどんどん開いてしまう気がして、せめて宿題に代わるものくらいは最低限させたい。
そういうワケで、なんとか平日に宿題がないときだけ漢字の5分間問題集をするように説得しました。
5分間の問題集が限度の娘
本当は計算ドリルや読解問題もして欲しいけど、そこまでエクストラにすると本人のやる気が一気にうせるのは目に見えている。
「学校の宿題が出ないなら、自分でなにかやる」
そんな風に本人が思うのが一番だけど、そんな小学生、ほとんどいないんじゃないかな。(ウチだけ?)
習ったことを定着させるためには復習が大切。
学校が主導してやって欲しいけど、それが望めないならコチラがやるしかない。
家で学校の宿題にかわるものを用意しないといけない現状にモヤモヤしています。
本当なら学年が上がるにつれて勉強内容がむずかしくなるので、宿題を多く出して欲しいくらい。
もうすぐ中学生になる6年生のこの時期に、受験の子に合わせて宿題が少なすぎるのはちょっとなぁ、と思う私なのでした。
ゆうゆうでした。