集英社の学習漫画『渋沢栄一』

2024年から1万円の顔になる渋沢栄一さん。

「日本資本主義の父」と言われていますが、お金の新しい顔に決まるまで私は全然しりませんでした。(恥)

どんな人で、どんなことをやったのか。

子どもでも理解できるよう、集英社の学習漫画『渋沢栄一』を買ってきました。

あちこちで渋沢さんを見聞きしたときに「あっ、あの人のことやな」と思いだしてくれるとイイな、と思っています。

それでは、学習漫画『渋沢栄一』、いってみましょう!

 

スポンサーリンク

集英社『渋沢栄一』ってこんな本

とにかくメチャクチャいろいろなことをした人なので、かなりザックリしたお話になっています。

128ページ中、

  • 生まれ育った村の話が30ページほど。
  • 一橋家の家臣になって幕臣になるまでが40ページほど。
  • パリでの話が18ページほど。
  • 明治政府で働くのが10ページほど。
  • 様々な企業を作る話が最後に20ページほど。

(*おおよそです)

 

私のイメージではなんとなく「バンバン企業を作っていくお話」と思っていたのですが、そこの話が最後の20ページくらいしかなくて。(汗)

ゆうゆう
メチャはしょられてる(涙)

500もの企業をつくった人なので1つ1つエピソードをのせることはできなかったんでしょうね。

 

そのかわり栄一が関わった明治政府の改革や企業の紹介があったり、

栄一が明治政府で関わった改革

 

栄一がどんな人だったのかの質問コーナーがあり、その部分で今しってるほとんどの日本企業に栄一が関わっているコトがわかります。

渋沢栄一ってこんな人

とっても頭がよく、行動力もある人だったんですね~。

 

本では、豪農出身の栄一が尊王攘夷に傾倒する様子や、徳川慶喜に可愛がられて幕臣となって働く様子がくわしく描かれてました。

そもそも幕末から明治維新のあたりは話がややこしくて私はあの時代が苦手。

でも子どもはまだ学校で習っていないコトもあって「お勉強」らしく感じず、サラッと読めて楽しいようです。

『渋沢栄一』を読む娘

 

私が面白かったのが、それまで社会の授業で習って「優秀な人」と思っていた大久保利通(おおくぼとしみち)や大隈重信(おおくましげのぶ)の考えに栄一がブチ切れるコト。

大蔵省をやめるほど嫌だったんだなぁ~、と。(笑)

こういうエピソードを知ると楽しいですよね。

 

ゆうゆう的まとめ

幕末から明治にかけて活躍した人なので、普通に知ろうとすると結構むずかしいです。(私は苦手なので:汗)

でも漫画ならスラスラ読める。

お話自体はかなりはしょっているので物足りない感はありますが、大体どんな時代にどんなコトをしたかはわかります。

なんとなく流れがわかっていれば、あとで詳しく知りたくなったときに取っかかりやすい。

激動の時代に生き、日本経済の基礎をつくった渋沢栄一のお話、おすすめですよ!

 

ゆうゆうでした。

 

スポンサーリンク