ホテル川久のロビーの様子

和歌山白浜にある高級ホテル「ホテル川久」の川久ミュージアムへ行ってきました。

贅(ぜい)をこらしたホテルで総工費は400億!

数年前から館内の一部をミュージアムにしており、宿泊せずともコレクションを見ることができるんですよ~。

それでは川久ミュージアム、いってみましょう!

 

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川久ミュージアムの創始者は?

川久ミュージアムは私設の美術館で、ホテル川久の創業30年を記念して2021年にオープンしました。

ホテル川久の前身は安間千之氏が1949年に創業した旅館で、昭和天皇も宿泊したことのある木造純和風旅館だったそう。

2代目社長と妹の堀資永氏(マダムホリ)が「世界の数奇屋ホテル」を目指し、1991年に会員制の高級ホテルとしてリニューアルオープン。

贅を凝らした建物は、1993年には優れた建築作品と設計者に贈られる「村野藤吾賞」を受賞しています。

 

川久ミュージアムの基本情報とアクセス方法

川久ミュージアムは南紀白浜のホテル川久内にあります。

 

川久ミュージアムの基本情報
  • 住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3745
  • 電話:0739-42-3322
  • 営業時間:10:30~18:00
  • 休館日:年中無休
  • 入館料:一般:1,000円、高校生・大学生:800円、中学生以下:無料
  • アクセス方法:南紀白浜空港より車で約10分、アドベンチャーワールドより車で約10分、とれとれ市場より車で約5分
  • 駐車場:有(無料)

     

    わりとゴチャついた細道をぬけた先にあります。

    川久ミュージアムへ向かう道

     

    デデンッとお城のような姿のホテルが突如登場するので、ちょっとしたテーマパークのよう。

    ゆうゆう

    なんでココに建てたんや?

     

    車はホテルの門をくぐった先にある広場内にとめれました。

    ホテル川久の駐車場を川久ミュージアム利用者は使える

     

    ミュージアムの入り口はホテルと同じで、はいって左手にあるチケットカウンターでスタッフから入場チケットを購入します。

    川久ミュージアムのチケット売り場

    購入時に氏名や電話番号、ちょっとしたアンケート(どこでこのミュージアムのことを知ったか等)を書くようになっていました。

     

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    ホテル川久自体がミュージアム!中の様子

    外観はネットなどで見たことがあったんですが、実際に見てみてビビりました。

    ゆうゆう

    もはや城やん

    オレンジっぽい色の瓦(かわら)は、なんと中国の紫禁城で使われている瑠璃瓦と同じものなんだそう。(写真は展示用の瓦)

    ホテル川久で使われいる中国の紫禁城と同じ瓦

     

    なにげに塔の上にいるウサギはイギリスの彫刻家のバリー・フラナガン氏の作品。

    ホテル川久のイギリスの彫刻家のバリー・フラナガン氏の作品

     

    中にいたっては、

    ゆうゆう

    どこの宮殿やねんっ!

    と思うようなつくりになっています。

     

    天井が高く、柱が大きく、モザイクタイルが敷きつめられた金ぴか天井の空間。

    ホテル川久のロビーの様子

    なんとここの柱は1本1億円らしく、金ぴかの天井は本物の金箔。

    ちなみにこのロビー、2018年に放送されていたドラマ「花のち晴れ」(『花より団子』の続編)の神楽木晴のお屋敷ロビーとして使われています。

    床のモザイクが美しい~

    ホテル川久のモザイクタイルの床

     

    こちらは創業当時のホテルの制服。

    ホテル川久の創業当初の制服

    「コスプレやんか!」と驚愕するようなデザイン。非日常を演出するため徹底されてたんですね~

     

    壁には紀元2世紀のモザイク画が埋め込まれており、その横にはなぜか甲冑。

    川久ミュージアムのモザイク画と甲冑

     

    おそらくそれなりの金額がすると思われるチェスも置かれていました。

    ホテル川久のロビーにあるチェス

     

    金ぴか螺旋階段をのぼると、

    ホテル川久の金色の螺旋階段

     

    ダリや、

    ホテル川久のサルバドール・ダリの絵

     

    シャガール、

    ホテル川久のシャガールの絵

     

    横山大観や平山郁夫氏などそうそうたる画家たちの絵がズラリと飾られています。

    ホテル川久の平山郁夫の絵

    ゆうゆう

    本物って思わへんくらいザザッと並べられてる

     

    ちなみに絵がかかっている壁は陶板で、成田空港ターミナルビルの大陶壁を作成された陶芸家、加藤元男氏の作品。

    ホテル川久の陶板壁

     

    透かし模様の天井は建築家の永田祐三氏のデザイン。

    ホテル川久の透かし模様の天井

     

    とにかく日本のみならず、イタリアやイギリス、ブラジルや中国などありとあらゆる国のアーティストを集結させてつくられたホテルで、よくこんなモノが造れたなぁと感心。

    ホント、「お金に糸目をつけない」ってこういうコトを言うんでしょうね~。

     

    川久ミュージアムの所要時間は?

    サッと見るだけなら15分もあれば見れますが、好きな人なら1時間は楽しめます。

    私たちが行った日は団体客が入っていたため、2階にあるイタリアのサラ・チェリベリティの天井画がある部屋に入れませんでした。

    それでも25分ほどの滞在。

    1階の骨董や2階の絵画だけでなく、建物自体がアート的なので、一般の人から建築やデザインに興味がある人などが見ると楽しいと思います。

    私は平山郁夫さんの絵が好きなので、本当はもう少しジックリ見たかった!

    子連れだと、なかなかですね。(汗)

     

    ホテル川久のショップ

    ホテル川久のショップでは定番の白浜のお土産だけでなく、川久のオリジナルグッズを購入することができますよ。

    川久ミュージアムを代表する作品のポストカードや、

    ホテル川久のショップで販売されているポストカード

     

    ハンドタオルやマスキングテープ、金箔ステッカー、

    ホテル川久のショップで販売されているマスキングやハンドタオル、金箔シール

    ホテル川久のショップで販売されている金箔シール

     

    トートバッグやTシャツ、

    ホテル川久のショップで販売されているトートバックやTシャツ

     

    米粉を使ったガトーショコラや、

    ホテル川久のショップで販売されているガトーショコラ

     

    和歌山特産のみかんを使ったラングドシャなどのスイーツなど色いろありましたよ~。

    ホテル川久のショップで販売されているスイーツ

    ホテル川久のショップで販売されているみかんのラングドシャ

     

    私たちも美味しそうだったのでラングドシャを買って帰りました。

     

    ホテル川久のカフェ「ミュゼ」

    1階にカフェがあります。

    ホテル川久のカフェ「ミュゼ」の様子

    シャンデリアと床のモザイク模様がとっても素敵で王侯貴族の気分が味わえる~

    本当はここでお茶をしたかったんですが、時間がなかったため断念。

    このカフェの情報がネット上にほとんどなかったので、メニューをのせておきますね。

    ホテル川久のカフェメニュー

    3,000円ちかくする金箔コーヒー等だけでなく、普通のケーキセット(1,200円)などもあるので時間があればぜひ楽しんでください。

     

    ゆうゆう的まとめ

    「取りあえず」で入ってみた川久ミュージアム。

    なにげに写真を撮った場所でさえお金と手間暇がかけられており、「スキがない」といった感じでした。

    好みはともかく、1つの建物の中に色んなモノがつまっていて面白かったです。

    ちなみにホテル川久の客室は全てスイートルームでオーシャンビュー。

    きっと、スンゴイことになってるんだと思います。

    興味があれば、チェックしてみてくださいね~

     

    ゆうゆうでした。

     

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