大阪中之島にある「こども本の森 中之島」図書館へ行ってきました。
ずっと行きたかった図書館。
今日は、図書館の対象年齢や予約、図書館の見どころ等をご紹介しますね!
Contents
こども本の森の対象年齢は?大人だけでも入れる?
「こども」という名前がついた図書館ですが、大人だけでも入ることができます。
「こども本の森」のHPでは対象年齢を「乳幼児から中学生までをメインターゲット」としているとしていますが、大人でも大丈夫。
実際に置かれている本も絵本や児童書だけでなく、本格的な図鑑や小説、イラスト集などもありました。
世界的建築家の安藤忠雄さん設計とあって、建築好きな方も多く来館しています。
こども本の森の入館は予約しないと駄目?
実はこの図書館、それほど大きくないのに大人気とあって、入館するのに土日祝かかわらず事前予約が必要です。
いちいち図書館行くのに予約するんか
メンドウに思えますが、予約方法はHPから希望する日時を入力するだけなので簡単にできるのでぜひ予約してみてください。
基本的には予約が必要な図書館ですが、予約なしで入館できることもあります。
予約定員100名に加え、先着順に50名入館することができるんです。(イベント時はのぞく)
1回の入館人数を150名までにしてるんやね
なので、タイミングがあえば予約なしで入れる可能性もありますよ!
こども本の森 中之島の見どころは?
安藤さんの建物や楽しい館内、魅力的な蔵書など見どころいっぱいです!
安藤忠雄さんの建物
まずは建物そのもの。
安藤忠雄さん設計のコンクリート打ち放しの建物は建築に詳しくない人でも楽しむことができます。
入り口に置かれている巨大な青りんごを見るだけで、子どもだけでなく大人もワクワクものです。
遊び心がいっぱいの館内
館内は遊び心いっぱいの仕掛けがありました。
「森」と図書館の名前がなっているように内装には木がふんだんに使われており、色とりどりの本が壁一面を埋めつくしていて楽しい雰囲気です。
3階建ての吹き抜けが幹のようで、本の枝葉がわかれて多くの人が行きかっているような温かみある空間でした。
館内で唯一全面コンクリートの円筒状の空間では紙芝居ならぬ映像作品がうつしだされ、まるで「おはなし会」をしてもらっているよう。
小さな子どものエリアでは一段と天井が低くなっており、ちょっとした秘密基地にこもっているような感覚になれます。
本棚と本棚の間の窓からの光で本を読んだり、外を歩く人を眺めたり、
川の流れを眺めたり。
また本棚のアチコチにちょっとしたスペースがあり、そこにも座ったりして本を読むこともできます。
階段に座って本を読めたり、
階段と通路のスキマにもぐりこんで本を読めたりと遊び心いっぱい!
図書館だけど秘密基地みたい。
そんなワクワクできるような楽しい館内になっています。
蔵書が素晴らしく排架が楽しい
本の展示方法が楽しい図書館です。
こどもが興味を持てるように上段は本の表紙を面出しした置きかたになっています。
上段の本はいわば「こんな本がこの棚にあるよ」と言うガイド的な役割と楽しい雰囲気を演出するのに役立っており、それらの本は下段の手に取れる場所にあります。
来館するまでは
あんな高い場所に本並べて、地震あったらどうするんやろ
と心配していましたが、上段の本は透明な糸でしっかりと固定され、落ちないようになっていました。
本は12のテーマに分かれて排列していますが、小さな子ども向けのやさしい内容の本から本格的な内容なものまでテーマごとに置かれています。
本棚を眺めているうちに色いろな本を手に取りたくなるような排架の工夫と、魅力的な選書が揃えられていました。
例えば「動物」をテーマにした本棚。
動物の絵本以外にも図鑑や写真集があったり、
動物物語の名著である『シートン動物記』や、
そこから一歩進み、動物の進化についての本などが同じエリアに並んでおり、芋ずる式に手に取りたくなるような仕組みになっています。
「体をうごかす」テーマでは『スラムダンク』や『おおきく振りかぶって』などのスポーツ漫画などがありました。
ジブリ作品の本や、
名誉館長のノーベル賞科学者山中伸弥さんの読んできた本やおすすめする本などあり、子どもの興味を広げるような魅力的な選書となっていました。
こども本の森のライブラリーショップ
オリジナルグッズが販売されているライブラリーショップが館内入ってすぐ左手にあります。
小さなショップですが、Tシャツやハガキ、マスキングテープなどがありました。
私も木のボールペンと飴ちゃんを買いました。
この飴ちゃん、パイン飴の会社が作っていてパイン飴の青りんごバージョンで美味しいです。
「こども本の森」のオリジナルグッズはHPのオンラインショップからでも購入できるので、よければ覗いてみてくださいね。
こども本の森にカフェはある?
残念ながら館内にカフェはありません。
ただこのエリアには沢山食べるところはあるので、それほど困ることはないと思います。
私たちは、すぐそばにある中之島図書館内にある「スモーブローキッチン」でランチを食べました。
こども本の森 中之島の図書館のアクセスと基本情報
場所は北浜と淀屋橋の間にあります。
私は堺筋線「北浜」駅から歩きましたが2分くらいで着きました。26号出口を出て橋をわたると見えますよ。
- 住所:大阪市北区中之島1丁目1−28
- 電話:06(6204)0808
- 営業時間:9:30~17:00
- 入館方法:事前予約(1時間半の完全入れ替え制)
- 休館日:月(祝日の場合は翌日)蔵書整理期間・年末年始
- 本の貸出:無(時間内に中之島公園内のみ持出可)
- 入館料:無料
- 駐車場:無
- 駐輪場:33台
- アクセス:京阪中之島線「なにわ橋駅」3号出口すぐ、地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」26号出口から約400m、地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」1号出口
◇ 子ども本の森の地図
ゆうゆう的まとめ
図書館の規模は思ったより小さかったですが、充実の内容でした。
遊び心のある空間やスキマ。
子どもの背丈を考えた棚の高さ。
思わず手に取りたくなるような配架方法。
本好きなら1日中いたくなるような場所です。
今は基本的に予約してしか入れませんが、早く、自由に、好きなだけ滞在できるようになって欲しいです。
ぜひともワクワクできる図書館に、足を運んでくださいね!
ゆうゆうでした。