大阪府立弥生文化博物館へ行ってきました。
この博物館、規模は小さいんですが弥生時代専門の博物館で、2000年以上前の本物の土器にもさわることができるんですよ!
ちょうど子どもが社会の授業で弥生時代のことをやっていたので行ってみたんですが、思っていたよりずっと充実した施設で大満足でした。
今日は、弥生文化の全てがわかる「弥生文化博物館」をご紹介しますね!
Contents
弥生文化博物館へのアクセスや営業時間などの基本情報
弥生文化博物館は南大阪の和泉市にあります。
- 住所:大阪府和泉市池上町4丁目8−27
- 電話:0725-46-2160
- 営業時間:9:30分~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:月(祝日の場合は翌日)、年末年始
- アクセス方法: 車:国道26号線「池上町」交差点南西角、電車:JR「信太山」下車徒歩約10分
- 駐車場:72台(無料)
国道26号線交差点入ってすぐ左手に博物館があります。
26号線からは見えへんのよね
大阪方面からくると池上曽根史跡公園が26号線沿いに見えるんですが、そのすぐそばにあります。
駐車場は72台。
無料でおけますよ。
弥生文化博物館の入館料と割引
小中学生は無料で入館できます。
- 大人:310円
- 高大学生:210円
- 65歳以上:210円
*特別展や企画展などの入館料はかわります
とくに小中学生が無料なのが嬉しい!
小学生も高学年になると歴史の授業が始まりますからね~。
博物館で現物を見ると、理解度が高まるハズ。
割引は以下のカードで受けることができますよ。(団体料金になるようです。お確かめください)
- アサヒメイト
- あさひくらぶ
- 近畿文化会
- ミナピタカード
- 大阪府教職員互助組合
- まいど子でもカード
- 大阪検定1級合格証
弥生文化博物館の館内
博物館は2階建て。
1階には図書コーナーや休憩所があり、2階に展示室があります。
弥生文化博物館の2階展示室の様子
2階の常設展示は第1、第2展示室にわかれています。
第1展示室前には、2000年以上前の本物の土器にも直接さわれるんですよ~
興奮しちゃいますよね!
卑弥呼のパネルもあって写真撮影もできますよ~。
では、いよいよ第1展示場の中へ。
入ってすぐ左手を見ると、竪穴住居の弥生人の家族がくつろいでました。
父ちゃんの顔が、なんかとぼけてる。
犬もペットでいました。
この時代の人々の足の指は離れていてるのが特徴なんだそうで(足を使うことが多いから)、ちゃんと子どもの足の指も離れてました!
当時の米作りの様子がジオラマで展示されており、ボタンを押すと作業している人を光で照らすように。
わかりやすい!
15分の一の縮尺で忠実に復元されている人はなんだか今にも動き出しそう。
夜になったら動かへんやろか
と娘が心配していました。(笑)
脱穀(だっこく)に使っていた臼や、
土を掘っていた鉄の刃先などもあり、面白い~
この時代の兵士の様子や、
卑弥呼の装身具(イメージ)、
卑弥呼の食卓(イメージ)なんかも展示されていますよ。
ちゃんと各地の遺跡内で発見された骨や種子などの分析結果をもとにして復元してるんだとか。
王の食事はなかなか贅沢なんやね
社会の教科書で必ずでてくる「漢委奴国王」の金印のレプリカや、
銅鏡、
木の棺や土器の棺などもあってみごたえ十分!
ここからは第2展示室の様子です。
展示室前に弥生人の衣装があって自由に着ることができるんですよ。
娘も着てみました~。
高床倉庫前で卑弥呼のコスプレ。
最初は恥ずかしがっていたのに段々ノリノリになってきて、最後は銅鏡をフリスビーにしてました。(笑)
第2展示室内は博物館のすぐそばにある池上曽根遺跡から出土した遺物を展示しています。
紀元前の本物の土器や、
道具、
柱などが展示されていて歴史のロマンがいっぱいの空間です。
中でも丸太くり抜き井戸は日本最大、最古のもので、その大きさは直径約2.2m!
ものすごい迫力で、歴史好きならコレを見るだけでも来館する価値があると思います。
私たちの滞在時間は45分、
小さいながらも充実した施設で親子で楽しむことができました。
1階の図書コーナーやサロンの様子
1階には講演が行われるホールや図書コーナー、サロン(休憩所)があります。
図書コーナーには大人向けの資料のほか、漫画『日本の歴史』や歴史漫画の『サバイバルシリーズ』、『日本史探偵コナン』などもあって子どもも楽しく本が読めるようになっていました。
娘はこのコーナーが一番楽しかったようで、サロンのソファにすわってズッ~と読んでました。
弥生文化博物館のミュージアムショップ
館内には小さなミュージアムショップもありましたが、ミュージアムショップというより「コーナー」といった規模。
でも銅鏡キーホルダーや金印スタンプ、ブレスレットなどけっこう可愛いものが売られていました。
ゆうゆう的まとめ
思ったより小さな博物館でしたが内容は本格的でした。
漫画の説明の紙などもあり、ちょうど歴史の勉強をスタートした子どもが理解を深めるのにいい博物館です。
近くにある関連施設の「泉大津市立池上曽根弥生学習館」ではいつでも勾玉作りができるので、興味があればそちらにも足を運んでみてくださいね~
ゆうゆうでした。