ゆうゆうブログ 

子育て、遊び場、食事など「子供と私」を楽しむブログ

子どもと一緒に過ごす時間はアッと言う間なんだろうなぁ、とヒシヒシ感じた話

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最近、荻原浩さんの本にはまっています。

先日、荻原さんの 家族写真 』(講談社文庫)と言う家族をテーマにした7つの短編集が入った本を読みました。

その中の第一話「結婚しようよ」でまさかの号泣。えぇ、入浴中の出来事でした・・・。

お話は、妻に先立たれた主人公が娘から結婚の報告を受け、会ってみた相手もなかなか素敵な男性で良かったね、と言うゴクゴク平穏な内容です。

でもこのお話は、子を持つ親としては感情移入せずにはいられない!

特に娘と青年と過ごした後、1人で先立たれた妻の仏壇の前で、娘の成長を回想する場面は涙腺崩壊。決壊レベル120でした。

 

準子が結婚するよ。あの子がだよ。笑っちゃうよな。

 

だって、初めて風呂に入れた時、俺が割れ物を扱うようにおそるおそる湯船に浸したら、おっさんみたいなため息を吐いて、ついでにおならをしてお湯にあわぶくを立てた、あのちっちゃな赤ん坊がだぞ。

 

運動会で、二等賞の旗を両手で振りまわして、歯が生え揃ってない口をくし切りの形にして笑ってた幼稚園児がだよ。

 

遠足にもっていく多すぎるお菓子をリュックの前に並べて腕組をして、この様の終わりみたいな顔で、ポッキーとコアラのマーチを脇にどけていた、あの小学生がだぜ。

 

入学式の日に玄関を出たとたんころんで、膝にバンドエイドを貼って、セーラー服についた泥を泣きべそをかきながら落としていたあの中学生がだぞ。

 

お前の葬式の時、納棺する直前に姿が消えてしまって、さんざん探して見つからなくて、ようやくお前の寝ているふとんにもぐりこんでいたのを発見した、あの子が、だ。

 

「結婚しようよ」P30より

 

私の娘は小学1年生。結婚するか否かは分かりませんが、するとしたら、当分先の話です。

でも、本の中での主人公の回想は、私の中では小さな自分の娘と重なる。

 初めてお風呂に入れた日のコト。

 ベビーマッサージを、キャッキャッと笑って喜んでいたコト。

 運動会でのプリプリダンス。

 生えそろってないスカスカの歯。

 遠足のおやつを真剣に選ぶ表情。

本の中の、お風呂と、運動会と、遠足しか娘はまだ経験してないけど、中学生になった姿や、私がこの世からいなくなる日の娘の姿が目に浮かぶようでもう・・・。

湯船の中で号泣した私ですが、嗚咽を漏らしながら出て来た私を見て、夫が驚愕していました。結構ホラーと思ったハズ(笑)。

恥ずかしながら、親になってから子どもが出てくる話を読んだり聞いたりすると、感情移入してすぐに泣いてしまいます。

先日のポケモンのお話も、マオちゃんとお母さんの話に思わず泣いてしまいました。夕食準備のサバの骨ピンセットで抜いてる最中に。

何だかとっても自分が単純で、作者の思うツボ?にハマってしまってちょっと情けない気にもなるのですが、同時にそんな気持ちになれるコトを、不思議と嬉しく思う自分もいたりします。

こんなに心を揺さぶる、大きな感動を与えてくれる存在がいるって、嬉しい。

私はかなりマイペースな人間なので、正直子供達に振り回される毎日にウンザリしたり「早く大きくならないかなぁ」と思う時があります。

もちろん、子供達のコトは大好きで、大切で、世界一の存在だと思ってるけど、そういう時も正直、ある。

でも、いつか子供達と離れる時が来るわけで、それは「家を出る」と言うコトで考えるなら高校を卒業すると同時かも知れないし、就職してからかも知れないし、結婚する時かも知れないし、私がこの世からいなくなった時かも知れない。

当たり前だけど、私達は未来永劫一緒にいれるわけじゃない。

そう考えると今一緒に過ごす時間が大切でかけがえのないモノなんだなぁ、とシミジミ感じ、いずれやって来る別れを想像して泣けて泣けて仕方がありませんでした。

ちょっと自分に酔っているようですが、子供を持つと、時にそんなセンチメンタルな気持ちになったりします。

 

セイジ君(お隣)引っ越したら隣に住むからな

と、今のトコロ全くその予定がなさそうなお隣のお引越しを、虎視眈々と狙う息子。

 

大人になってもずっと、かぁかと一緒の家に住む!で、一緒に買い物行ったり、お泊り行ったりしような!

なんて可愛いコトを言ってくれる娘。

いつまでそんな風に思ってくれるのかは分からないけど、やがていつか別れの日がやって来たとしても、いつまでも、ずっと、ずっと私の大切な子供達です。

 

ゆうゆうでした。