イギリスとフィンランドに行くことが決まり、携帯電話をどうするかで悩みました。
8年前のオーストラリア旅行でレンタルしたWi‑Fiルーター。
「今回もそれでいいかな?」 と思っていたけど、今や主流は「入れかえ不要なeSIMカード」なんですね。
というわけで、今回はこのeSIMカードを実際に使ってみたリアルな感想をお伝えします!
Contents
eSIMってなに? なぜ“主流”なの?
今やすっかり利用されるようになったeSIM。
物理SIMいらずの“究極の便利さ”
eSIMはチップを交換する必要はなく、オンラインで書き込み・設定できるデジタルSIMです。
つまり「空港のショップに寄る」や「SIMトレイ失くした…」という面倒が一切なし。
物理SIMだと上手く交換できるか心配だったのですが、自宅でQRコードを読み込むだけで設定できました。
多くの国で使えて料金もお得
2025年現在、ほとんどのスマホがeSIMに対応済みとなっています。
対応国も幅広く、契約もオンラインでスムーズ。
自分に必要な日数や容量でeSIMを選ぶことができるのもポイントです。
コスト面でも安心—ローミングの高額請求を避けられる
現地のローカルeSIMプランに切り替えられるため、高額なローミング料金を避けることができます。
帰国後に高額請求なんてあったら・・・想像するだけでもオソロシイ~!
コレが一番心配でしたが、eSIMで回避できました。
私が使ってみた「ヨーロッパeSIMカード」(15日・10GB)の実際
15日間の旅行日数だったので、15日有効・10GBの現地電話番号付きeSIMを購入しました。
6GBと迷ったんですが、料金も1,000円ほどしか変わらなかったので念のため10GBに。
ただ実際使ったのは3GB未満。
ホテルや博物館でのWi‑Fi活用が大きかったです。
旅行中はGoogleマップ、鉄道時刻チェック、施設予約などに頻繁に使いましたが安定してつながり安心でした。
とくに電話番号付きを選んだのが大正解。
海外で喋るというより、現地予約時に連絡がつく電話番号として何度も使ったんです。
アフタヌーンティーの予約時にも、ミュージアムの予約時にも電話番号入力が必要でした。
eSIM買うなら絶対に電話番号付きをおすすめします!
eSIMの注意点もあり!でも対策はできる
とても便利なeSIMですが、いくつか注意点もあります。
eSIM対応端末か必ず確認を
eSIMは必ずSIMロックが解除できる携帯でないと使うことができません。
古いスマホだとeSIMに対応していなかったり、携帯電話会社に連絡してSIMロックを解除してもらう必要があります。
必ず購入前にチェックしてくださいね。
設定に戸惑うことも
回線の主副回線の切りかえなど「これで合ってる?!」と思うことも。
私は設定時にeSIM電話番号がスマホに表示されなかったので不安でしたが、ちゃんと使用できました。(マニュアルに、電話番号が表示されない端末もある、と書かれてました)
複数人で使いたいなら要検討
eSIMは1端末・1契約が基本なので、家族旅行だとモバイルWi-Fiルーターの方が安く済む場合もあります。
国やデータ容量、日数などで比較してみてくださいね。
「ヨーロッパeSIMカード」の使いかた
「eSIM」をネットで購入するとQRコードが書かれたマニュアルが送られてくるので、それに沿って設定します。
出国前(出国24時間前)
現地の電波を受信したあとに利用開始となるため、出国の24時間前に設定します。
- 送られてきたQRコードをスマホで読み取る。
- モバイル通信設定で日本の回線を「主回線」に、eSIMを「副回線」に設定。
- デフォルト回線、モバイルデータ等を「主回線」に設定。
設定時に端末によっては副回線に「電話番号なし」と表示されます。
私の携帯もeSIM電話番号が表示されませんでしたが、あとで自分で番号を入力することができました。
おそらくわざわざ入力しなくても使えたと思いますが、スマホを使って予約をするときにすぐに番号が見れるので電話番号入力をおすすめします。
現地到着後
主回線をオフにして、副回線(eSIM)をオン。
eSIM回線のローミング設定をオンにすれば、5〜10分で使えるようになります。
帰国後
「主回線」(日本SIM)をオンにして、「副回線」(eSIM)の「データローミング」をオフにしてからeSIMを削除すれば完了です。
削除しても2日ほどSMS表示名の乱れがありましたが、しばらくすると復旧しました。
ゆうゆう的まとめ
初めてのeSIM利用で設定に不安がありましたが、機械音痴?の私でも大丈夫でした!
とくに1グラムでも荷物を軽くしたいなら、eSIMは本当におすすめ。
もしあなたも「海外でスマホ使えるかちょっと不安…」「なんだか設定が面倒くさそう…」と思っているなら、eSIMは思っているより簡単で便利です。
そして、圧倒的にレンタルWi-Fiより安い!
ぜひとも手間や荷物を減らし、身軽な海外旅行を楽しんでくださいね。
ゆうゆうでした。