
外で食べる「おにぎり」ってとっても美味しく感じますよね。
でも暑い時期や、長時間の持ち歩くときは食中毒が心配。
そんなときは「おにぎり」の包みをラップではなく、アルミホイルにしています。
包むのをアルミホイルにすると雑菌をふせいでくれるので、夏場や持ち歩きが長い時にはおすすめです。
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ラップで包むとなぜ腐りやすい?
まだ冷め切ってない「おにぎり」をラップに包んで置いていたら、ラップに水滴がついたことはありませんか?
ラップは密着性の高い素材。
そのため温かいお米で作った「おにぎり」をそのままラップで包むと、熱の逃げ場がなくなってしまいます。
熱を逃がすためにできるお米の蒸気(水分)が、雑菌を繁殖させるのです。
逆に言えば、「おにぎり」を完全に冷ましてからラップで包めば、腐るリスクを低くすることができます。
アルミホイルで包むとなぜ腐りにくい?
アルミホイルで使われるアルミには「熱伝導」といって、熱を伝えるスピードが速い特徴があります。

アルミがビールやジュースの缶に使われているのはすぐに冷えるため。
それと同様アルミホイルも熱が逃げやすいので、熱気や水分がこもりにくいんです。
またアルミホイルで包むとお米と密着しないため、適度に湿気を逃がすことができるという特徴もあります。
アルミニウムで包むと水分がつきにくいので、雑菌が増えにくいんですね。
アルミホイルは体に悪いの?
「アルミホイルを使用するとアルツハイマーになりやすい」との情報もありますが、
食品安全委員会は
アルツハイマー病の発症とアルミニウムには、何らかの関係がある可能性は否定できないものの、今のところ、アルミニウムの摂取が原因でアルツハイマー病が発症するとは言えないとされています。
出典:食品安全委員会HP(https://www.fsc.go.jp/fsciis/questionAndAnswer/show/mob20120300022)
との回答をしています。
高頻度で使ったり、アルミを溶かす性質のある酸性の食べ物(梅干し)に長時間触れさせるなどしなければ大丈夫そうですね。
食中毒をおこさないための「おにぎり」の握り方
食中毒の主な原因は黄色ブドウ球菌。人の手や鼻にいる菌です。
黄色ブドウ球菌は熱に強く、100℃で30分加熱しても分解されないため、食品につけないことが大切。
- 握る前は石鹸で手を洗う
- ラップや使い捨て手袋を使用
- 「おにぎり」は完全に冷ましてから包む
- 夏場や長時間の保存時はアルミホイルで包む
急いで「おにぎり」を冷ましたいときは、私は100均で買ったステンレスのトレイの上にのせ、保冷剤で冷やしています。
また、お米を炊く時に少量のお酢を入れるとお米自体が傷みにくいです。
アルミホイルが「おにぎり」にくっつかない方法
まだ温かいうちにアルミニウムでぴっちりと「おにぎり」を包むと、食べるときに米粒がホイルにくっついてしまいます。
こうなると食べにくくなり、美味しさも半減。
くっつかないようにするには、
- 「おにぎり」をしっかり冷ます
- ホイルをクチャクチャにしてから包む
この2つをすれば、ほいるに米粒がくっつかずに美味しく食べることができるんです。
ぜひとも試してみてくださいね!
ゆうゆう的まとめ
手作り「おにぎり」は、ちょっと気をつけることで食中毒の危険性を遠ざけることができます。
- 直接手で握らない
- 完全に冷ます
- 長時間の保存時はアルミホイルで包む
おいしい「おにぎり」を安全に!
ゆうゆうでした。









