認知症の検査をうけてほしい

ここ数年、80歳近い母のもの忘れが多くなっています。

加齢による物忘れなのか、認知症の初期状態なのかが気になり、何度も「もの忘れ外来」で診てもらうように説得を試みていますが、

ものすごく拒否 されています。(汗)

私は母に一刻も早く検査を受けてほしい。

母は私に検査を受けるように言われること自体が不快。

話はいつまでたっても平行線で、最後はいつも喧嘩に。

今日は、2年以上「どうやって病院へ連れて行こうか」悩み続けた私の気持ちをつづってみようと思います。

 

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認知症の可能性があるならすぐに病院へ!

認知症は初期状態なら薬で進行をおさえることができるので、認知症の可能性があるなら一刻も病院へ診察へ行ってほしいと思っています。

「少しもの忘れはあるけど、普段の生活には問題ない」

この状態をキープしてほしい。

現在の医学で治すことはできなくても、状態を遅らせることはできる。

でも症状が中期、後期になると、おさえることも難しくなってしまいます。

そのため、認知症の疑いがある場合は一日でも早く病院へ診察してほしいと思っています。

 

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「もの忘れ外来」へ行きたくない母の心理

家族は一刻も早く診察へ行ってもらいたいのに、本人は全く行く気がない。

 

ゆうゆう
なんでやねん!

とこちらは地団太踏みたくなるほどなんですが、(早期発見がキーだから!)暖簾に腕押し、糠に釘。

 

私の説得方法は大体いつも次のとおり。

  • 【第1ステップ】軽い調子で「もの忘れ外来」の話をする。
  • 【第2ステップ】「たまにもの忘れしていることがあるので認知症の初期状態か年齢のもの忘れか調べてもらってほしい。」と伝える。
  • 【第3ステップ】家族が心配しているので「念のため」診てもらってほしいことを強調。

 

 

これにたいする母の返事は、

  • 「お母さんのもの忘れは年相応。」
  • 「ご飯もちゃんと作ってるし、年金の計算もして生活できてる。」
  • 「ちゃんと孫たちの誕生日も覚えてる」

 

と「自分はちゃんとしている」を強調。

ところがドッコイ、鍵をなくしたり、お話を勝手に作ったり(本人は本当だと思っている)、ものの数分で話していた内容を忘れたり・・・。

 

もし早く診察を受けてお薬をもらえば、日常生活をおくれる状態がキープできる。

そう思うと、私もついつい急かしてしまい、最後はいつも喧嘩のようになってしまいます。

 

実は私の祖母は、最後のほうは重度の認知症になっていました。

そんな状況を知っている私は「そんな風になってほしくない」思いでイッパイ。

一方母は、認知症と言えば自分の母を基準にしており「自分はあんなんじゃない」と思っている。

もしくは「あんな風になっていくのが怖い」と言う恐怖心から頑なに否定しているのかも知れません。

 

「なんとなく、おかしいとは思っているけど、まだ大丈夫。」

そんな母の心の声が私には聞こえます。

 

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説得することは可能?

「薬をもらってなんとか日常生活をおくってほしい」と思っている家族と、「私はまだ大丈夫」と思っている母とのギャップが年々開いているのを感じます。

ムリヤリ連れて行くコトはできない。

かと言って、このまま指をくわえて「もの忘れ」が酷くなっていくのを見るだけでいいのか?

「あの時ムリにでも連れて診察してもらっておけば」と後悔しないのか?

いろんな思いが交差しています。

 

でも最近、説得して診察へ連れて行き「認知症」と突きつけることが果たして母にとってベストなのか?と考えるようになりました。

もちろん私としては「いつまでも私の母らしく」いてほしい。

でも診察を受けること自体が母の尊厳を傷つけるなら、連れていくことが正解なのかな?と迷うようになってきました。

私なら、家族の迷惑をかけたくないので「もの忘れ外来行ってきたら?」と言われたらすぐに病院へ飛んでいく。

 

でも母は違う。

悪い意味ではなくて、認知症に対するとらえ方そのものが違うから。

 

母にとって認知症はいわゆる「ボケ」で、恥ずべきこと。

私におって認知症は病気の一種で薬を飲めば症状を遅らせることができるもの。

 

母はどうしても認めたくない。

私は認めさせたくて病院での診察をすすめる。

 

そう考えると、

「そこまでして母を連れて行くことが正解なのかな?」

「母の心を傷つけて認知症をおくらせる薬を飲ませるより、成り行きにまかせるのも1つの選択ではないのかな?」

と思うようになってきました。

 

でも、介護するのは誰?

母は「認知症になったら何もわからへんくなるから施設に入れといて」と言いますが、症状や受け入れ先によっては施設にすぐに入れないので、負担がかかるのは家族です。

母も私も同じ大阪に住んでいますが、それでも毎日通えるとは思っていません。

一番負担がかかるのは80代の父。

だから、進行をおさえられるものなら薬を飲んでおさえてほしい。

だから、診察へ行ってほしい。

自分の尊厳のためにも、家族のためにも。

それがわかってもらえず、歯がゆい思いでイッパイです。

「母の気持ちによりそいたい」と思いつつ介護を考えると、説得をあきらめるわけにも行かないと思っています。

 

ゆうゆう的まとめ

母の気持ちを大切にしてあげたい一方、家族への影響を考えてしまいます。

なにより、自分の母がだんだん変っていくのを見るのは純粋につらい。

「手遅れになる前に」

「薬でおさえられるうちに」

時間との闘いなので私も焦ってしまい、しょっちゅう「もの忘れ外来」の話をしてしまいますが、認知症の検査を受けることだけが母のためでもないとも感じ始めています。

説得は続けるつもりですが「なにがなんでも」という気持ちをおさえ、できるだけ彼女の気持ちに寄りそって根気よく話をしていく。

もうしばらく、そんな状態が続きそうです。

(はぁ、早く行ってくれ~)

 

ゆうゆうでした。

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