中高生の子どもたちと一緒に訪れたロンドン。
実際に現地で感じた子連れ旅行を快適にするための観光のコツをお伝えします!
Contents
1. 宿泊は「治安の良さ」が最優先!
子連れに限らず、ロンドンでの宿泊は治安の良いエリアを選ぶことが最優先です。
一般的にロンドンの西側は比較的安全とされており、わが家は地下鉄アールズ・コート駅の隣、グロスター・ロード駅周辺に宿泊しました。
静かで落ち着いた雰囲気のため家族連れにもおすすめです。
一方で、
- 北東部のハックニー(Hackney)
- 南部のブリクストン(Brixton)
などは再開発が進みおしゃれな雰囲気もありますが、現在も凶悪犯罪が起こるエリアであり子連れでの滞在は避けるべきです。
また、キングス・クロス駅の北側やロンドン塔の東側も治安が不安定なため注意が必要です。
コツその1少し費用がかかっても、安全なエリアに宿泊することは「安心」を買うことにつながる。
2. 子どもには「プリペイドカード」を用意しよう
イギリスは完全にキャッシュレス社会。
現金を使う機会はほとんどなく、カードのみ対応の店も多数ありました。
未成年はクレジットカードを持てませんが、プリペイドカードなら発行可能。
わが家では、三井住友カードの「かぞくのおさいふ」(公式サイトはコチラ)というプリペイドカードを出発前に作成。
これ1枚で、
- 地下鉄に乗る
- お土産や飲み物を買う
など、ほとんどの支払いが可能で非常に便利でした。
コツその2子どもにも「自分のお金を管理する経験」をさせたい方にもおすすめ。
3. 地下鉄移動には「ICカード」か「タッチ決済」を使おう
ロンドンの地下鉄(チューブ)はとても便利ですが、紙の切符は手間がかかり、運賃も高くなるため以下のいずれかを使うのがおすすめ。
大人:クレジットカードでタッチ決済
子ども:プリペイドカード または オイスターカード
オイスターカードはSuicaやICOCAのようなICカードで、初回発行に£7(約1,400円)が必要です。
ただし、11〜15歳の子どもは「Young Visitor割引」を設定すれば運賃が約半額になります。
頻繁に地下鉄に乗る予定があるなら、オイスターカードを作っておくのもアリです。
コツその3乗車頻度に応じてカードの選択を検討。
4. 「予約できるものは必ず予約」がお約束!
人気の観光地は予約なしだとかなり待たされるか、入れないこともあります。
実際に私たちが体験したのは:
- 「大英博物館」 → 予約なしで30分以上並んだ
- 「シャーロック・ホームズ博物館」 → 予約なしでは入館できず
- 「ロンドン・アイ」 → 予約しても30分近く並んだ
さらに地方でも同様で、ヨークにある「バイキングセンター」も当日分は完売していました。(予約していたので問題なしでした)
ほかにも私たちは行きませんでしたが、「ハリーポッター・スタジオツアーロンドン」 は当日券なし。事前予約必須です。
コツその4「絶対に行きたい」場所は、事前に公式サイトなどで予約を済ませておく。
5. 食事は「スーパー」と「日本食の工夫」で節約&安心
イギリスは外食費が高く、レストランでの食事は家族全員だとかなりの出費になります。
わが家では以下を活用して食費を調整しました。
- スーパーでサンドイッチやスナックを購入(Tesco、M&Sなど)
- 日本からインスタント食品(ラーメン・味噌汁・雑炊)を持参
とくに旅の後半、娘がお腹を壊したときはお湯を注ぐだけの雑炊が大活躍!パン中心の生活に飽きたときにも汁物系の軽食がありがたい存在になります。
コツその5電子レンジがないホテルが多いので、「お湯だけで食べられるもの」を選ぶ。
ゆうゆう的まとめ
中高生とのロンドン旅行は、事前の準備とちょっとした工夫で思っていたよりずっとスムーズで楽しい体験になりました。
ロンドン旅行を楽しむコツは、「安全第一の宿選び」「キャッシュレス対策」「予約の徹底」、そして「無理のないスケジュール」だと感じました。
「いつか…」と思っている方も、ぜひ勇気を出して行ってみてください。
きっと、親子で過ごすかけがえのない時間がロンドンで待っていますよ!
ゆうゆうでした。